第6位:この書類、なおしといて(直す=元場所に戻す、片づける)(536票)
6位は「この書類、なおしといて」(直す=元場所に戻す、片づける)!
- 書類のどこか間違えているのかと思ってしまう
- 今の若い子には『なおしといて』が分からないみたいです。この前にこの大阪弁を使ったらポカンとされました。思いっきりジェネレーションギャップを感じた瞬間でした
- 最初に聞いたときはどこを直すの?とびっくり
- 勘違いしちゃう
関西で「この書類、なおしといて」と上司に書類の束を渡されたら、選択肢は2つ。1.内容を修正する、2.書類を元の場所に片付ける。関西弁で「なおす」は「元の場所に戻す・片付ける」という意味でも使われます。関西人は無意識に、その場のニュアンスからどちらの意味かを瞬時に判断しているんですね。方言を知らないと、「どのページなおします?」「1枚だけちゃうで。ホラ、全部そこの棚のところ」「…棚も壊れてます?」なんて、会話の食い違いが起こることも!?
第5位:あんじょうやっといて(あんじょう=いい感じに)(600票)
5位は「あんじょうやっといて」(あんじょう=いい感じに)!
- あんじょう?
- 想像がつかない
- 関西弁かっこいいなー
- 関西でよく聞いた
会議の資料について上司に尋ねたら、「あんじょうやっといて」と言われた。これには「いい感じにやっといて・君に一任する」という意図がこもっています。ハードルが高そうに思えますが、「あんじょうやっときます!」と元気に返事すればOK。一説には「あんじょう」は「味よく」が変化した表現といわれています。「味」は正解が決まっていないもの。上司も「たとえ失敗しても次に活かせればよし」くらいのニュアンスです。信頼関係の上に「あんじょう」は成り立っているんですね。